安藤美姫が叩かれる理由 [スポーツ]
フィギュアスケーターの安藤美姫が、先日からお伝えしている通り、ネット上の批判に見舞われている。
2015年1月1日、安藤は長女のひまわりちゃん（1）、ハビエル・フェルナンデスさん（23）とのスリーショット写真を掲載したところ、コメント欄には、長女の写真を公開したことに関する賛否の声が相次いだ。
これに対して安藤は「私の事が心から嫌いなのであれば見なければいい」などと反発。
さらに炎上する結果となった。
もともと、安藤が注目を集めたのは中学3年生のとき。
女子スケーターとして世界で初めて4回転ジャンプを公式戦で成功させたことがきっかけであった。
高校生時代にはキュートなルックスからアイドル的な人気が高まったが、期待された2006年のトリノ五輪で15位と惨敗。
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以後、世界選手権優勝や2010年のバンクーバー五輪出場と活躍を見せる一方、コーチとの「熱愛」や、出産を経験するなどプライベートで話題を振りまき、バッシングにさらされることもしばしばだった。
その安藤に批判が寄せられる原因を読み解くヒントのひとつが、14年4月にフジテレビで放送された「ホンマでっか！？TV」にあるようだ。
番組では、安藤が記者に不調の原因を聞かれて「けがをした」「靴が壊れた」などと率直に説明しても、「言い訳」として報じられるといった悩みを明かし、「ダークサイドなんでしょうがない」と半ば諦めた様子だったことから、専門家から「安藤さんのテレビの発言には感情が乗っていない」「予定通りの答えが返ってこないので『可愛げがない』と思われる」と指摘した。
世界レベルの選手の感覚については、我々凡人にとっては理解し難いのかもしれない。
マスコミの胡散臭さをわかった上での発言もあるであろう。
だが、もう引退した身であるならば、後輩のことも考えた言動が求められるのも確かなことだと思うのだが。
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