カンブリア宮殿 塚本こなみ氏のフラワーパークが素晴らしい! [テレビ]
今度のカンブリア宮殿に出演するのは以前NHKの「ザ・プロフェッショナル」にも出演したことがある塚本こなみ氏。
この人、本当にすごい人である。
働いているのは99.9パーセント男性の造園の世界、そんな中女性として初めて樹木医試験に合格したわけである。
あしかがフラワーパーク以外にも手がけている植物園もあるということで調べてみた。
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1949年静岡県に生まれる。
樹木医(登録No.125)、一級造園施行管理技士。
高校卒業後、2年間OLを経験したのち22歳で、日本庭園を得意とする造園家と結婚。
85年、緑化工事を行なう(株)グリーンメンテナンスを設立。
93年には女性として初めて樹木医試験に合格。
96年、あしかがフラワーパークの大藤の移植を手がけ、これを縁に園内の造園設計も担当して、99年、同フラワーパーク園長に就任した。
2013年からはままつフラワーパークを運営する公益財団法人浜松市花みどり振興財団理事長に就任。
あしかがフラワーパークには以前行ったことがある。
残念ながらフジの咲く季節ではなかったが、全国的にもこの藤の花は有名。
あしかがフラワーパークには4本の大藤棚があり、平成8年(1996年)2月、大藤棚の4本が足利市朝倉町から20kmの移送の上、現迫間町に植栽された。
藤は移植が比較的容易な樹種といわれているが、それでも根元の径が60cm程度までというのがこれまでの常識だった。
しかし、日本女性樹木医第1号であしかがフラワーパークの園長である塚本こなみによって、根元の径90cm前後の藤の移植に見事に成功した。
そして、移植当時72平方メートルであった藤棚も、現在では10倍以上の1000平方メートルまで拡大し、世界一美しい藤といわれるほどになっている。
手腕を発揮したのは藤の移植だけではない。
その経営手腕も面白い。
藤が美しく満開に咲き誇っている時季も花が少ない夏場も、料金が一緒というのは納得がいかないので入園料を変動性にしたという。
花が少ないシーズンは入園料を安くして、藤が一番見頃の時は一番高い料金設定にした。
これが受け入れられ、あしかがフラワーパークの年間入園者数は100万人に上り、日本の植物園の中でもトップになった。
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そして彼女が手がけているのがはままつフラワーパーク。
赤字経営が続いていたこの植物園の理事長に就任。
今ははままつフラワーパークを世界一美しい1500本の桜(八重桜が中心)とチユーリップ(60万球)の庭園に育てると懸命のようだ。
はままつフラワーパークのレビューはこちらを参考にして欲しい。
花を育てたことのある人はわかると思うが、それぞれによって開花時期は違う。
当然花が咲いていない時期もあるわけで、だけど植物園は入園料を取らなきゃやっていけないわけで。
来た人をいつでも楽しませるのは相当な努力が必要だと思う。
GWも近いことだし、どこかいってみようかという気持ちになった。
視聴率にあえぐ某TV局も、
この藤のお医者さんに
見てもらったらいい
んじゃない?
こちらも合わせてどうぞ。
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