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ちなりちゃんが挑戦した経口免疫療法とは 書籍紹介 [テレビ]

今回の仰天ニュースで10年間食物アレルギーと闘った大阪府大阪狭山市にすむ田野ちなりちゃんの話が取り上げられるそうだ。



食物アレルギーを克服するために選んだ治療法が少しずつ食べて耐性をつける「経口免疫療法」。



現在のところ症状に関しては、徐々に改善に向かっているというが、経口免疫療法とは一体どのような治療法なのだろうか。



写真



出典


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従来は食物経口負荷試験(以下、負荷試験)で陽性(症状が出て除去継続となること)と診断された場合、 その後は今まで通りに原因食物の除去を続けていた。



ところが近年、専門の医師の管理のもとで “連日原因食物を少しずつ食べていくことで、原因食物が食べられるようになる”という報告が当科や、国内外で相次いでいる。



こうした治療法を経口免疫(減感作)療法というらしい。



 



経口免疫療法は、大きく分けると、以下の3段階のステップで構成されているようだ。



1.増量期

医師から指示された量を毎日食べる。症状により量を調整し、目標量を目指す。



2.維持期

目標量を毎日継続して食べる。アレルギー症状がなく一定期間が経過すると、確認試験へと移行する。



3.確認試験

毎日食べることを2週間中断した後、テスト。


テストで症状が発生しなければ、日常的に摂取を続け、経過観察。


特に症状が発症しなければ、制限を解除することができる。



リスクと隣り合わせであるため、長期間にわたり、慎重に進められる療法であることがわかる。



 





出典




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確かに上手くいけば効果的な治療法だといえるが、どんなに軽いアレルギーであっても、体調などによって、アレルギー反応は大きく変化する。



そのため、安易に



「少しずつだったら大丈夫」



と自己判断で進めていくのは非常に危険な行為である。



また、昨年秋に日本小児アレルギー学会から出版された食物アレルギー診療ガイドライン2012にも、



「現時点においては、経口免疫療法を専門医が体制の整った環境で研究的に行う段階の治療であると位置づけ、一般診療においては未だ行うべきではない」



としている。



ぜひ専門家の指導のもとでの治療を強くおすすめしたい。





経口免疫療法Q&A 単行本 – 2012/8/8


金子一成 (監修), 谷内昇一郎 (編集)



経口免疫療法(OIT)は,食物アレルギーを,その対象となる食物をあえて摂取することによって克服しようという新しい試みである.本書では,この画期的治療法を,200例以上の経験をもつ関西医科大学小児科がそのノウハウと実例を公開する.OITが今後どこまで普及し,発展していくのか,食物アレルギー治療のパラダイムシフトが始まる.


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